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株ってなあに?
よく耳にする『株(カブ)』という言葉。
「株が上がった」、「日経平均株価が1日で300円も上がった」、「株が暴落した」などなど。
そもそもこの「株」って何でしょうね?
辞書で調べても「株式会社の株式のこと。」等と載っていて「だから何のことなのさ?」
と突っ込みを入れたくなる様な意味が紹介されていたりします。
なるべくわかりやすく解説してみたいと思います。
株の説明に入る前に会社の説明をします。
新しく会社を作って、仕事をするには元手となるお金が必要になります。
物を作って売るにしろ、飲食店の様に料理を出すにしろ、最初にその材料を買うお金や、働いてくれた人に払う給料などが必要です。
最初にお金を持っている人が会社を作るなら良いですが、
良いアイデアはあるのにお金がないために会社を作れない人達が会社を作るにはどうしたら良いでしょうか?
それには、お金を出してくれる人(出資者)を集めて、
そのお金を出してくれた人に「あなたは私の会社にお金を出してくれました」
という出資証明書を発行するのです。これが株券
(かぶけん)と呼ばれる証明書で「あなたは50万円お金を出してくれたから10,000株」みたいに、
出してくれた金額に応じて株券をあげます。
最初は単なる出資証明書でしたがこの株券には「配当金がもらえたり」、
「株主総会に参加できたり」、「株主優待と呼ばれるプレゼントがもらえたり」というような特典があったため「じゃあ俺も欲しい」
「私も欲しい」と欲しくなる人が増えて「じゃあ株券を取引しましょう」という事になり株の取引するための市場が作られました。
それが証券取引所(しょうけんとりひきじょ)です。