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バーゲン不要論
●安くても必要でないものは買うな！
無駄遣いについて考えてみましょう。
「いつのまにかお金がなくなってしまう人」は、何が無駄なのか、 まだ気付いていないのです。ですから、無駄遣いをしているという意識はなく、ただ単にお金がどんどんなくなっていくとしか思っていません。 無駄に気付いて、無駄遣いをしなくなれば「自然とお金が貯まる人」になっていきます。
さて、無駄と気付いていないもののひとつに「安物買い」があります。 本人は安くかったのだから、これは「いいこと」だと思い込んでいますが、 違うのです。確かに本当に必要なものを安く買うという行為は間違ってはいないのですが、問題は大して必要でもないのに単に「安い」という理由だけで買ってしまう場合です。
最たるものは「バーゲン」です。 もうデパートのバーゲンセールの混みようといえばお分かりでしょう。我先に「ここで買わなくては」と競争のように商品に群がっています。 ブランドものでも季節商品の残り物は半額にもなっているので、「これは得だ」 と思いついつい買い過ぎてしまうのではないでしょうか。以前の私もそうでしたが、 買ったのはいいけどさっぱり着ていない服というのが多々出てくるのではないでしょうか。派手な流行ものなど買おうものなら着る機会がないし、 翌年になればもう流行は変っていますから、結局着ること無くタンスのこやしとなってしまいます。
バーゲンに限らず、お店で「何％引き」とか「何円引き」など、
定価や通常価格と比較して売られている商品をついつい購入してしまうのではないでしょうか。買う気もなかったのに、
単に安くなっているという理由で購入してしまうことは多々あると思います。
買わなくても別に困らないものは、いくら９０％引きになっていようが、
買わないことです。
逆に本当に必要なものを安く売っている店を探したり、バーゲンで買うことはいいことです。 安い粗悪品を買うとすぐに壊れたり使えなくなったりする場合もあるので、必要なもので長く使うものについては、ある程度の高くても 「品質の良いもの」を買った方がトータルでは安上がりになるものです。
いいですか、安いからというだけで衝動買いなどせずに、必要なものにお金をかけるように心がけて下さい。
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