Main Contents
マンション購入のポイント
●マンションが欲しい!
マイホームの中でマンションが欲しい人に付いて考えてみましょう。
マンションの良さはやはり便利な立地。
とても住宅を建てるには土地が高過ぎる場所、例えば駅前とかであってもマンションなら購入する事ができます。
駅前で一戸建て用の土地が1億円とかする場所であっても皆で共有するマンションなら、購入して建てる事が出来ます。
駅から徒歩圏の場所に家を建てるのは夢のまた夢になってしまいますが、
マンションなら可能です。駅前は便利で商業施設もや公的施設も充実している事が多く、生活に便利です。
「通勤が楽で日々を便利に過ごしたい」
という要望にはマンション購入が一番現実的なマイホーム取得の手段になると思います。
又は多少駅から遠くても広くて眺望が良いマンションを好む人もいると思います。
4F以上の部屋からの眺望は住宅では不可能です。高い所からの眺望を日々眺めたいと思ったらマンションが選択肢になると思います。
●マンション選びのポイント
さて、そんなマンションですが選ぶ際には幾つかのポイントがあります。
マンションには購入対象として考えた時に、大きく分けて3種類に分かれます。
1つは『駅前便利狭小型』。
2つ目は『駅から徒歩15分程度の中距離中サイズ型』。
3つ目は『駅からバス移動郊外大型』。
1つ目の『駅前便利狭小型』は読んで字のごとくで、
駅前にあり利便性が高いです。その代わり土地代が高く、
部屋のプランは狭めのプランになります。
3LDKや4LDKの部屋数があったとしても、延べ床面積のuで比べると狭めになっています。
3つ目の『駅からバス移動郊外大型』は、
駅からバス移動しなければ辿り着けない立地で決して通勤には便利という場所ではありません。しかし駅から遠く離れる分、土地代が安く、
立地も選べるため公園のすぐ横や川の横など環境の良い場所があり、
暮らす上での生活感が良かったりします。
また土地代を抑えられるため部屋のプランが広めになっています。同じ間取りでも駅前物件よりも明らかに広いため、広々と住む事が出来ます。
通勤の不便さを考えると、車通勤可能な勤務先に勤めている人にオススメかもしれません。
最後になってしまいましたが2つ目の『駅から徒歩15分程度の中距離中サイズ型』は駅前型と郊外型のほぼ中間くらいで、価格も手頃で、
部屋の広さもそこそこ良い物件が多く、現実的に購入対象になる事が多い物件です。
●買ってはいけないマンション
さて、
マンションの種類はわかってもらえたと思いますが、その中でも「買ってはいけないマンション」があります。購入して住んでから
「あっちゃー、失敗した!」と思ってしまうマンションです。
1つは元々の地主が土地を売却する代わりにマンションの複数戸を得る場合のマンションです。
何億もする土地代の代わりに5戸とか10戸とかのまとまった戸数を元地主がもらいます。
当然そんなに多くの部屋に元地主が住むことはないため、自分の住む1戸以外は全て賃貸マンションとして貸し出す事になります。
分譲マンションを購入してずっと住む事を考えている人間と、
賃貸マンションに一時的な仮の住処として住んでいる人間とでは、
当然考える事が違います。ゴミの管理が雑然となったり、
マンションの町内会への出席拒否等があったりします。中でも最も問題なのは、
20年後とかに行われる大規模改修工事にその元地主が反対すると、うまくまとまらなくなったりする場合があるのです。
議決権は戸数によるため、大量の戸数を保有する元地主の1票は5票にも10票にも値するのです。
さらに保有戸数が多いため改修工事の負担金額も多いために元地主が反対票を入れ、改修工事ができない事態に陥る場合もあったりします。
購入前にきちんと、元地主が多数の戸数を保有したりしていないか確認しましょう。
2つ目は超高層マンションです。 現在では流行でもあり以外に思うかもしれませんが、超高層マンションの高層階は風が強くベランダに出たり窓を開けたりする事が危険な場合が多々あります。また構造上重い材質の物を使うと高層化できないため、 コンクリートは使わずに鉄骨と壁パネルにより作られています。住んですぐは問題ないのですが、 何年か経ってくるとこのベランダの壁パネルの隙間から雨水が部屋に侵入したりと行った被害が出てきます。購入は控えた方が良いでしょう。
●購入後のケア
「マンションも買ったし後は楽々だ」と思われるかもしれませんが、
そうは問屋がおろしません。
マンションは住んでからが色々大変なんです。
すぐに始まるのがマンション管理組合の打ち合わせです。
マンションは基本的に住んでいる人達が自分達で管理運営していかなければいけません。
マンション販売業者が管理してくれる様に思うかもしれませんが、日頃の管理方針の決定や、問題が出た時の話し合い、
10年後20年後にやってくる大規模改修工事の準備など色々あります。
マンションの戸数により違いますが、大きなマンションであれば意志決定も大変というもの。人が沢山いれば意見も人の数だけ違います。
日頃から同じマンションの住人にはきちんと挨拶をして、きちんとコミュニケーションを取っておき、
いざという時の打ち合わせに備えましょう。
自分のマンションの部屋の中のちょっとした工事位であれば、自分の都合の良い時に行えば良いですが、
外壁を塗り直したり設備配管の取り替えなんかを行おうとすると、そうはいきせん。
マンション住民皆で毎月貯めていた修繕積立金+修繕一時金を支払って大規模な工事を行う必要があります。工事も1ヶ月や2ヶ月掛かる場合もありますし、
工事期間中は窓の外の足場から侵入出来るため、セキュリティーやプライバシーが低下するので、
工事期間中は防犯意識を切り替える必要があります。
購入後のケアも心掛け、快適なマンションライフをおくりましょう。
ツイート