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電車で原稿書きのススメ


今回は本題からは少し外れて、 自分のブログやホームページをお持ちのサラリーマンが快適にホームページを更新するための原稿書きの生活術をご紹介します。

今日の原稿は通勤電車の中で書いています。
と、言っても携帯電話で書いている訳ではありません。
かつてH/PCハンドヘルドピーシー) と呼ばれたWindowsCEマシンです。
ノートパソコンをさらにもう2回り程小さくして横長にしたものを想像してもらうと丁度良いかもしれません。
最近ではめっきり見掛けなくなったキーボード付きのPDAですね。

その名をsigmarionシグマリオン)と言います。
まだ携帯電話でメールを書くのが一般的ではなかった2000年頃に発売されたマシンで当時は携帯電話に繋いでメールを書けるポケットボードが流行っていましたね。
ポケットボードの方が小さく可愛らしく、何より1500円とかっていう破格だったような気がします。
さすがにビジネスマンがポケットボードを使うのには可愛すぎるという事で当時白羽の矢が立ったのがこのsigmarionであり、 NECが出していたモバイルギアでしょう。
当時は私もモバイルギアを買い、電車の中でメール本文を書き、 自宅に着いてからデータをパソコンに移し、パソコンのメールソフトでメールを送信するという手段を取っていました。
携帯電話1つでメール本文も書けて、メールの送受信も出来てしまう現在はかなり便利になった世の中と言えますね。
モバイルギアを使っていた当時は、 将来こんなに携帯電話でのメール送受信が当り前になるとは想像もできませんでした。

メールを書くのを携帯電話に譲ったのち、H/PCは行き場を失ってしまいました。
電源ボタンを押してすぐにOSを起動でき、EXCELやWORDも使え、 何よりキーボードがあるために入力操作が最高に良い、といった数々の利点がありながら携帯電話とノートパソコンにユーザーを奪われてしまいました。
気が付けば当時はシグマリオン以外にもジョルナダインターリンク等、 各社が競うようにH/PCを出していましたが全てが市場から淘汰されいなくなってしまいました。
残念なような、より便利な物に変わっていくのは当然の流れのような、微妙な思いです。

さて、そんな時代の忘れ形見となってしまったシグマリオンで今さら何をしようかと言うと、「プレーンテキストの原稿書き専用マシンとして使おうじゃないか!」という提案です。
まぁこれもかなり限られた条件に当てはまる人しか出来ない技ですが、もし私と同じ状況の人がいれば結構オススメですよ。
原稿書きマシンとして使うための条件は下記の様になります。
1、電車通勤でかつ毎朝(又は毎夜)座席に座れる路線で通勤していること。
2、電車に乗っている時間が30分を越えること。
3、ホームページや論文、レポートなど原稿を書く事を定期的に行っていること。
この全てに当てはまる人には、ハンドヘルドPCはオススメですよ!

普段、原稿を書いている人で、さらにサラリーマンの人に1番必要なのは 「毎日定期的に原稿を書く時間」です。
チリも積もれば山”の格言のとおりで、 日々少しずつでも原稿を書き進める事ができれば結構なボリュームの原稿を書き上げる事が出来ます。
特にホームページでは日々更新されるネタがあるのかどうかで、常に人が来てくれるのか、 検索エンジンで引っ掛かった時だけ人が来てくれるサイトになるかの別れ道です。日々原稿を書き、アップし続けるというまるで修行か何かの様な過酷な作業です。
早く仕事から帰ることができ、家族団欒の後に自分の時間が取れる人は良いですが、大抵のサラリーマンは毎日遅くまで残業し、家に帰りつけば 「晩ご飯だ、風呂だ、家族団欒だ」 とやっている内にすぐに寝なければいけない時間がやってきます。
明日も仕事はあるのです! 毎日夜深ししてHPのアップをしていたりすれば仕事に差し支えます。
そうなるとなかなか原稿を書く時間が取れません。
私も昼休みにHPの原稿を書いたりもしますが、昼寝をしている同僚もいる手前、 キーボードをガチャガチャ打って騒音を出し続ける訳にもいきません。
「うーん。困ったぞ」と思っていた時に、仕事で行くお客さんの先が変わりまして、別路線に乗ることになったのです。
前よりも通勤に時間が掛かる様にはなりましたが、その路線は毎日電車を1本乗り過ごせば必ず座れるのです!
おお!この貴重な座れる時間を有効活用せねば!」と考え、思いついたのが 「ハンドヘルドPCを使って快適に原稿を書こうじゃないか!」 というアイデアです。
ただでさえ通勤帰宅に時間を取られる様になってしまったのです。自分の自宅での時間は減る一方。 この増えた通勤時間を使わない手はありません!

ハンドヘルドPCであれば、通勤電車に座ってすぐに電源ONで原稿を書き始められます
普通のノートPCよりも小さいので膝の上や、 膝の上に置いた鞄の上に置いても楽に書けます
携帯電話をパチパチ打つのはマナー上もいまいちですが、ハンドヘルドPCであればキーボードで打つため見た目も格好良いしスマートです。

この原稿は1日の通勤時と帰宅時の片道40分、往復80分を利用して書きました。
そこそこのボリュームの記事が書けることがおわかり頂けると思います。

さぁあなたもハンドヘルドPCを使って快適な原稿書きに挑戦してみましょう!

ちなみに当時10万円とかしたハンドヘルドPCは現在Yahoo!オークション等で叩き売りされており1,000円から10,000円くらいで買うことができます。

私の手に入れたシグマリオンもヤフオクで3,500円でゲットしたものです。こちらからヤフオクのシグマリオンを見られます。 シグマリオン、お勧めです!

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