Main Contents
飲み代を抑える
●毎月の飲み代はいくらですか?
今回は飲み代について考えてみましょう。
まずお断りしておきますが、私自身があまりアルコールには強くありませんので、飲みに行くこと自体によい印象はありません。 別に嫌いという訳ではないのですが、ピール一杯で顔が真っ赤になってしまい、あまり飲むと具合が悪くなってしまいます。
会社員としては飲み会というのは避けられないことなので、「飲み会に行くな」とはいいません。歓迎会・送別会・忘年会・新年会・ 決起会・打ち上げなどは一緒に働く者同士のコミュニケーションとして参加すべきと考えています。
ここで考えたいのは全くの私的な飲み会のことです。
「会社帰りに一杯行こうか」と仲間を誘い合って飲みに行くことが多い部署と少ない部署があると思います。
私個人としては最初に配属された部署は、(仕事が暇な時は)よく飲みに行きました。酒好きの人が多いと、
もう週に何日も当たり前のように行く習慣になってしまい、ひと月の飲み代は馬鹿にならない金額でした。
独身で酒好きの場合は、夕食代わりに「居酒屋」へ行く場合もあり、 一人で行くのは嫌なので後輩や同僚を誘って毎晩飲みに行くことになってしまいます。
本人は好きで行っているのいいのでしょうが、それに付き合わされる方はたまったものではありません。
どんな安い店に行ったところで数千円はかかってしまうでしょう。まだ最初の店で終わればいいのですが、二次会・三次会と何軒もはしごして、
しまいにはタクシーで帰宅なんてことになれば、一晩で何万円も使ってしまうこともあります。
まあ、最初の店でやめろとはいいませんが、せめて終電のあるうちに帰るようにしてはどうでしょうか。
よく考えてみて下さい。確かに飲みに行って気持ちがいいのは分かりますが、何万円もつぎ込む価値がありますか?
仲間とのコミュニケーションやストレス発散にはなるかもしれませんが、飲みに行って得られるものというのはそう多くはないと思います。 たまにはいいかも知れませんが、体にもよくありませんから、毎日のように行くのはやめるべきです。
以前一緒に仕事をしていた女性は「共働きなのに、主人が週三日以上の頻度で飲みに行って、後輩におごるし、タクシーで帰宅するので、 月に何十万円も飲み代で消えてしまって、 さっぱり預金が出来ない」と嘆いていました。ここまでひどい方はそう多くはないでしょうが、月に何万円も飲み代(とタクシー代) に消えてしまうのは、無駄だと思います。
よく飲みに行く方(付き合わされる方)は、ひと月だけでいいですから、飲み代とタクシー代をEXCELに入力し、管理してみて下さい。 毎月何万円も使っていることが分かることでしょう。
ゼロにしろとはいいませんから、少しは回数を減らして、 その分を定期預金にしてはどうでしょうか。
ツイート