Main Contents
冷蔵庫の買い時!
冷蔵庫の買い時があるんですよ!皆さんご存知ですか?
●突然壊れる
一家に一台あるのが当たり前になった家電製品というのは実は結構あります。
テレビやビデオ(DVDやHDDを含む)、洗濯機に掃除機。そして冷蔵庫。
中でも食品の維持保存に欠かせない冷蔵庫はどの家庭や、
一人暮らしの若者の部屋にもあるのではないでしょうか。
さて、そんな普及した冷蔵庫ですが、これが突然壊れます(笑)。
「最近冷えが悪くなってきたなー」と調子が落ち込む兆候が見られ、数日後や数ヶ月後に、ある日突然動かなくなります。いえ、
正確には電源は入っているのですが『冷えなくなる』のです。
冷凍庫に入れておいた氷が水になり、凍っていたものが解け出して冷凍室が水浸しになります。冷蔵室も冷えなくなり、
入れておいた牛乳や漬け物から嫌な臭いがし始めます。こうなるともう最後で、動作を確認するのに扉を開けるのもイヤになります。
日本製の冷蔵庫というのはよく出来た物で、普通に使うと10年や20年は持ちます。
そしてその期間の間の技術進歩というのはすさまじく、瞬間冷凍や暖かい物をそのまま入れても徐々に冷やしてくれる機能が付いたり、自動で氷を作ってくれたりします。消費電力もかなり削減され、
10年前の冷蔵庫と比べて年間数万円もの電気代を節約出来る様になっていたりします。
こうなると、壊れた冷蔵庫を直して使おうというのではなくて、新しい冷蔵庫を買おうじゃないかという事になってきます。
●冷蔵庫の定価
ではいざ冷蔵庫を買おうと思うと、冷蔵庫の定価って結構します。
一般家庭向け標準サイズの450Lサイズで、定価は20万円を超えます。
高いですねー。
各社それぞれ色々な付加価値を謳うための新機能を盛り込みますが、それほど価格には影響しません。既に冷蔵庫が生まれて数十年経った現在、
毎年そんな斬新な新機能が生まれるはずもないのです。各社少しずつ新技術を取り入れてデザインを微妙に変えているだけです。
いずれにしても定価で買うには冷蔵庫は高い買い物になってしまうのです。
●衣替え
さて、そんな冷蔵庫にも皆さんの家庭に来る衣替えと同じように、機種を刷新するタイミングがあるのをご存知ですか?
冷蔵庫の衣替え、実は秋なんです。
なぜかメーカー各社が揃ってこの時季に新機種への移行を行っています。年末商戦や春の新生活への売り込みなど戦略があるんでしょうね。
いずれにしてもタイミング的には9月か10月。この時期に全メーカーが一気に冷蔵庫を新機種へと移行します。
●買い時
お待ちかねの『買い時』のお話です。
今までのお話からわかる通り、冷蔵庫は新機種の定価は450Lで20万円程度で、新機種への移行は秋です。
という事は、秋の直前、新機種へと電機店の売場の冷蔵庫を入れ替える事は容易に想像が付くと思います。
それまで昨年秋から展示していた冷蔵庫をどけて、新機種の冷蔵庫を並べる必要があるのです。そう、まさに秋に入ってすぐの時季に、冷蔵庫の在庫一掃セールがあるのです!型遅れの古い冷蔵庫を置いておいても売れません。だったら新機種が入ってくる前に
「一気に売ってしまえ!」となるのです。
大抵夏場には定価20万円した冷蔵庫が既に15万円を切る位にはなっていますが、
秋の在庫一掃時期にはさらに下がり12万円から10万円程度まで値下がりします。更にちょっとした傷でも付いていようものなら
「傷あり2万円引き」とかになります!
冷蔵庫の表面に傷が付いていたからと言って機能的には何の問題もありません。購入して家に入れる時に傷ついたりする場合もありますから、
傷の分安く買えてラッキーという感じです。
しかも冷蔵庫の展示品は、ほとんど痛みがありません。
薄型テレビなどは展示処分品の場合、既に何百時間とか使われてしまい画面に傷や字幕の焼き付きがあったり、
リモコンが紛失していたりと言った実害があります。しかし、冷蔵庫の場合は展示していたからと言って電源を入れていた訳でもなく、
ホコリが貯まっていた程度で新品と何ら変わりありません。
ですので、冷蔵庫の正しい買い方としては、夏頃から欲しい冷蔵庫を探しておいて、秋頃に「この冷蔵庫の次の新商品はいつ頃発売になりますか?」と聞いておいて、その発売2週間前くらいに店頭展示品を購入する、となります。
これだけで冷蔵庫が定価の半値位で購入できます。
新居を構える方や転勤等の引っ越しで冷蔵庫の買い換えを検討している方は、秋の冷蔵庫購入をオススメしますよ。
あ、ただし11月に入ると新機種だらけになって一気に価格が上がりますので、ご注意を。
ツイート- in 節約生活