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プロジェクトことはじめ
突然ですが、本日からあなたがプロジェクトリーダーに任命されました!
と仮定し、プロジェクトリーダーになったあなたに顧客や上司から
「プロジェクトを始めてくれたまえ」と仰せつかさったとしましょう。
「さぁ、今日からプロジェクトをスタートしよう!」という時に、
まず何をしますか?
メンバーへの声掛けをしますか?
プロジェクトを進めるための会議を開きますか?
それともまずはわかっている内容から手を着けて作業を始めますか?
勿論それらも大事な事ですが、最初に行うべき事ではありません。
まず行うべきは『プロジェクトの目標をはっきりさせること』です。
何度も書いていますが、プロジェクトは
「通常の業務には収まらないビジネスの目標を達成するために、期間を限定して行う一連の作業」であるため、
プロジェクトのゴールがプロジェクト毎に違ったり、何を優先するのかが一定ではありません。
例えばロケットを飛ばして宇宙空間に到達させることが目的のプロジェクトもあれば、
飛んでる途中で爆発しても良いから作ってみてロケットのデータが取れれば良いだけのプロジェクトもあります。
最初の例ではきちんと宇宙空間に行けなければ「プロジェクトの失敗」
になりますし、次の例では宇宙空間までロケットが飛んでもデータが取れなければこれまた「プロジェクトの失敗」になるのです。
片やロケットが宇宙空間に行ったにも関わらず失敗に終わり、
片や膨大なデータが入手できたとしてもロケットが宇宙空間に行けなければ失敗になる。
ともすると宇宙空間にロケットが到達すれば成功の様に考えてしまいがちですよね。
でもプロジェクトによってはそれは失敗の場合もあるのです。
この様にプロジェクトの目標をはっきりさせないままプロジェクトを進めても、
最終的に出来上がった成果が本来の目的と違ったものとなってしまえば、プロジェクトは失敗します。
せっかくプロジェクトに費やした人もお金も意味のないものになってしまいます。
これを避けるために、プロジェクトの目標が何なのかをはっきりさせるのがプロジェクトの1番最初の仕事となるのです。
200字程度で簡潔に表現してみましょう。
実際に書いてみる事が大事です。
明確な言葉とする事によって、プロジェクトの目標も明確化できるのです。
まずは大きな、プロジェクト・マネジメントの4つの段階を見てみましょう。
- 発足と目標の明確化
- 計画
- 実行と管理
- まとめ
この流れに沿ってプロジェクトを進めて行く事が重要です。
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