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年利10%だけで人生変わっちゃう!?


 『年利10%の利益』が出せるとして、それがどれだけ意味があるのか?どの程度差がつくのか?はたまた差なんてほとんどつかないのか?よくわからないですよね。果たして年利10%の運用をするのと、しないのとで人生変わっちゃうのかどうかを説明したいと思います。

 「72の法則」というのをご存じでしょうか?投資をやっている人達には一般的なのですが、 「複利で運用した時に資金を何年で2倍にできるか?」 を教えてくれる魔法の法則です。
 ちなみに複利運用(ふくりうんよう)と言うのは「資金とその投資で増えた利益をさらにそのまま投資に回し運用する方法」です。増えた利益に手を出さず、 さらに運用する事ですね。普通の定期預金もこれに当たります。
 さて複利運用の式は簡単です。

 72 ÷ 年利(%) = 資金を2倍にするのに掛かる期間(年)

 もし仮に年利24%の運用が出来れば「72 ÷ 24(%) = 3(年)」となり、 なんと3年で資金が倍になります。確認してみましょう。

年利24% で100万円を3年間運用した結果
  1年目 2年目 3年目
1ヶ月目 ¥1,000,000 ¥1,268,242 ¥1,608,437
2ヶ月目 ¥1,020,000 ¥1,293,607 ¥1,640,606
3ヶ月目 ¥1,040,400 ¥1,319,479 ¥1,673,418
4ヶ月目 ¥1,061,208 ¥1,345,868 ¥1,706,886
5ヶ月目 ¥1,082,432 ¥1,372,786 ¥1,741,024
6ヶ月目 ¥1,104,081 ¥1,400,241 ¥1,775,845
7ヶ月目 ¥1,126,162 ¥1,428,246 ¥1,811,362
8ヶ月目 ¥1,148,686 ¥1,456,811 ¥1,847,589
9ヶ月目 ¥1,171,659 ¥1,485,947 ¥1,884,541
10ヶ月目 ¥1,195,093 ¥1,515,666 ¥1,922,231
11ヶ月目 ¥1,218,994 ¥1,545,980 ¥1,960,676
12ヶ月目 ¥1,243,374 ¥1,576,899 ¥1,999,890

 丸3年経った段階でほぼ2倍になっている事がわかると思います。年利24%とは月に換算すると「24(%)÷12(ヶ月)=2(%/ 月)」となりますので月利2%で増えていく計算になります。
 年利4%の運用だと「72 ÷ 4(%) = 18(年)」となり、18年で資金が倍になります。
 でわ今回紹介する年利10%では?

 72 ÷ 10(%) = 7.2(年)

 7年2ヶ月半位で資金を倍にする事が出来ます。
 「なーんだ資金が2倍になるのに、おおよそ7年も掛かるのか。大したことないなー」と思ったあなた。
 それは間違いです。
 この複利運用のすごさに気付かないために「資産運用は定期預金だけ」 という人が圧倒的に多いのです。

 次の例を試してみましょう。
 Aさんは複利運用の知識があったため30歳の時に貯金の100万円を年利10%で運用を始めました。 でも生活が苦しいためこれ以上貯金する事はできません。
 対してBさんは30歳の時に貯金0円でした。 でも残業代が沢山もらえたので毎月5万円ずつ貯金しました。 でも投資の知識はないので普通預金に全額預けていました(年利0%と仮定する)。
 このAさんとBさんがこのまま定年の65歳まで上記の運用と貯金をしていった時に、手元に残るお金が多いのはどちらでしょうか?

 計算してみましょう。まずはBさん月5万円の貯金ですから5万円×12ヶ月=年間60万円貯まります。60万円×35年=2,100万円。結構貯まりますね。
 さて貯金の追加の出来なかったAさんはどうなっているでしょうか?あまり増えていないのでしょうか?
 年利10%で100万円を35年間複利運用した結果は・・・

 

 

 

 

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   ・・・

 

 

 


 3,237万円!

年利10%で人生変わる!

 こつこつ貯めたBさんではなく、貯金をせずに複利運用したAさんの方がお金を貯める事が出来ました。
 これが年利10% で複利運用した時の威力です。
 こつこつ毎月貯金していっても良いのですが、上の例のように月々5万円の余裕資金全てを貯金していっても、100万円を年利10% で複利運用した方が長期的にはお金を貯める事が出来るのです。

 「あーあ。定期預金したって雀の涙くらいの利息しかつかないけど、 毎月コツコツ貯めていくしかないよなー。貧乏人はコツコツしかないよ。」と思っているかもしれませんが、 複利運用の知識があればコツコツ貯めるだけではなく、 そのコツコツ貯めた貯金の一部を複利運用するだけで全然違った金額が手元に残るという事です。

 さらに金額が大きくなってくるとその差も顕著に現れる様になってきます。
 年利10%で500万円を運用した時に約7年後には1,000万円があなたの手元に残ります。14年後には2,000万円があなたの手に入ります。 利率1%の定期預金に500万円預けたとして、 14年後にもらえるのは利息74万円で、手元に残るのは574万円です。 運用方法の違いから14年の間に開く金額の差は「2,000万円 − 574万円 = 1,426万円」にもなります!
 お金を貯金することが出来てもそこから先、あなたが投資の知識があるのか、 それとも投資の知識がないのかで大きな差が生まれてくるのです。
 現在500万円あるとして、14年後に2,000万円持っているのか574万円持っているのか
 どちらを手にしているのかによって、全然違った人生を過ごすことになるのは言うまでもありません。

 「貯金しても貯金しても全然裕福にならないよー。政府や銀行が悪いんだ! 」とお嘆きのあなた。
 政府が悪いわけでも銀行が悪いわけでもありません。
 それは貯金する術(すべ)しか身につけていない、あなたが悪いのです
 貯金しても裕福になれないのは「あなたの勉強不足が原因です」と言わなければいけないでしょう。

 スミマセン、長くなってしまったので本題である『年利10% の利益が得られる複利運用』は次回に回したいと思います。乞うご期待!


 ちなみに次回ご紹介する年利10%の複利運用はFX(外国為替証拠金取引)を使った運用となります。

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