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1口5万円年利10%運用
超低金利が続いています。日本の景気回復策として日銀が取った「ゼロ金利政策」が長期間続いた事が原因ですが、
ゼロ金利解除後も日銀の政策金利が依然0.50%と低金利なためです(2007年3月現在)。
低金利が良いのは銀行からお金を借りる時に、安く借りられる事です。
低金利が悪いのは銀行にお金を預けてもほとんど増えない事
(利子がほとんどもらえないこと)です。
低金利の現在、銀行の定期預金に預けたとしても、もらえる利息は、年0.25%
程度です。
100万円のお金を預けても1年後にもらえる利子は2,
500円(安い!)。しかもその利子に20%
の税金が掛かりますので実際にもらえる金額は2,000円になります(T_T)
定期預金に預けたとしても、ほとんど増えませんね。
でも月に数万円単位でお金をセッセと貯めている人や、残業が多くて残業代がだいぶ支給されたけど使う暇がない人なんかは、
毎月結構な金額を貯金しているかもしれません。
まぁ毎月じゃなくても銀行の普通預金口座に5万円程度残っていて「特別欲しいモノもないし、
定期預金にでも預けようかなー」と思っているあなた!
そう、この画面を見ている、あ・な・た!
その5万円を1年後に1割増しの55,000円に増やす方法がありますよ!!
1年後に10%分の利益の5,000円がもらえます!
って書くとものすごい怪しいですね(^^;
でも別に怪しい取引を勧めたり「この壷を買うと金運がアップして・・・」
とかって話じゃありません。
あしからず。
これは先日書いた「年利10%
の複利投資」の応用編です。
使わないお金が5万円あるのなら、今から紹介する投資を行う事で1年後に10%にあたる5,000円をもらう事が出来ます。
定期預金に100万円預けてもらえる利子の2000円(税引後)
よりも2.5倍も高い5,000円の利益を5万円で手に入れる事ができます。
しかも増えた分が20万円を超えなければ税金も掛かりませんので、5万円投資すると丸々五千円の利益が手に入ります。
どうですか?悪い話じゃないと思いませんか?
一体何をどう取引するのかっていうと、FX
(外国為替証拠金取引)で1,000通貨単位のニュージーランドドル(以後NZドルと表記します)を『買い』ます。
1,000NZドルは日本円で幾らくらいになるかと言うと、1NZドルがレート80円とすると
80(円/NZドル)× 1,000(NZドル) = 80,000(円)
となるので、1,000NZドルは8万円です。
ニュージーランド(南半球のオーストラリアの右隣の国)は政策金利がなんと7.25%
もあります(2007年3月現在)。日本の金利が0.50%
ですからその差は6.75%!!なんとも羨ましい金利ですね。
外国為替証拠金取引を行うと、この金利差の恩恵にあやかる事が出来ます。
1,000NZドルでもらえるスワップ金利
(上記の日本円との金利差6.75%のこと)は1日あたり15円ほどになります。1年後には「15円 × 365日 = 5,475円」になります。
1年後におよそ5,000円のスワップ金利がもらえるのです。
この1,000NZドルを買うのに必要な金額が最低維持証拠金は8,000円になりますが、
これでは円高に進んだ時にアッと言う間に証拠金不足になってしまいます。
なので極端な円高になった時にも耐えられる充分な証拠金を用意する必要があります。現在1NZドルは80円程度ですが、
過去に40円程度まで値下がりした(円高に進んだ)事があります。
この極端な値下がりにも対応出来れば、定期預金と同じように預けっぱなし(買った状態のまま放置)にする事ができます。
1NZドル80円が1NZドル40円になるのですから、1,000NZドルだと80,
000円が40,000円になるわけです。
なのでこの円高時に不足する4万円を最初から足して取引をする訳です。
4万円(円高対応証拠金) + 8千円(1,000NZドル取引に必要な証拠金)
= 48,000円
そして大胆にも『端数を切り上げ5万円を1つの取引単位にしてしまおう!』
というのが私のアイデア(?)です。中途半端な金額は後々管理が面倒ですからね。なのでプラス2千円して、
5万円を一口にしてしまおう、と。
なので5万円を一口として1,000NZドルを『買い』ます。
これで1年後にスワップ金利が確実に5千円強手に入ります。
一時的には円高が進んだりすると含み損が発生しますが、為替の相場は長いスパンで見れば再び戻ってくる事が多いので、
再び円安に戻ってきた時にNZドルを『売る』事で対応できます。
また1年ごとに5000円増えるのですから、10年以上運用すればスワップ金利だけで5万円になるので、
10年以上の長期運用であれば元本割れするリスクもありません。
5万円を一口として、1年後に五千円の利益、年利10%の運用が可能です。
前回書いた「年利10%
の複利投資」だと50万円が一つの取引単位になっていたため「ちょっと50万円も、
FXって言うよくわからないもので運用するのはちょっとなー」と敬遠していた人も『5万円が一つの取引単位』であれば「ちょっと残った5万円を預けてみるかー。ま、損が出ても所詮5万円だし」
と思って挑戦しやすいのではないかと思います。
たかだか5万円の運用であっても100万円の定期預金の利子の2.5倍のリターンがあるのですから、 FXを馬鹿にして定期預金だけの運用をしていると、後からFXに馬鹿にされる結果がまっているかもしれません。
まずは少額の5万円から取引を開始し、徐々にFXや為替の動きがわかる様になってきてから、
少しずつ取引金額を増額するのもオススメです。
又は5万円の余裕資金が出来たら順に定期預金の口座に入金する感覚で「FXの口座に入金し1,000NZドルを買い増す」
という方法を取れば、定期預金の代わりに、より積極的に運用する事が可能です。
定期預金の儚い0.25%の金利を取るのか、
FXで年利10%の利益を取るのか。
まずは5万円一口で1,000NZドルを買って1年運用し、年利10%
の利益があなたにも簡単に得られることを経験される事をオススメします。