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定期預金について
どれだけの金融商品をご存知ですか?
「普通預金」と
「定期預金」
くらいしか知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。まず、
金融商品と呼ばれるものは現在ではものすごい数の商品が存在しているということは知っておいて下さい。
以前はどの銀行でも同じ商品であれば同じ金利でしたが、
現在では銀行が違えば金利も違っています。
最近はあまりにも低金利なので差はほとんどないのですが、金利が上昇し出せば各銀行でバラバラの金利になるでしょう。
また、金利は毎週月曜日に見直され改定されています。金利相場が大きく動いた場合は週の半ばで変更になる場合もあります。
(もちろん同じ金利が続く場合が多いのですが、毎週どの金利にするかは検討されているのです。)
銀行に限っても、扱う金融商品は多岐に渡ります。この章では馴染みの深い「定期預金」 に絞って説明します。
●定期預金とは?
定期預金とは決めた期間は自由に下ろすことの出来ない預金のことです。 その期間に達する(満期)前に解約すると当初予定の金利を受け取ることは出来ず、 低い解約利率が適用されてしまいますから、いつ下ろす可能性があるのかをきちんと考えて預ける必要があります。 まあ解約しても普通預金以上の金利は付きますので、 いつ使うか分からないという場合は、とりあえずどの期間でも構いません。
ただし、この低金利がずっと続くとも思えませんので、あまりにも長い期間を設定するのはやめておいた方がいいでしょう。「だったら最低の1ヶ月にしよう」 と安易に考えてはいけません。金利が低すぎます。期間としては1年〜3年といったところが無難でしょうか。金利が急激に上昇しだしたら、 満期を待たずに解約してでも、変動金利の金融商品に切り替える必要があるということは覚えていて下さい。
単なる定期預金といっても預け入れる金額によって、300万円未満のスーパー定期、 300万円以上1000万円未満のスーパー定期300、 1000万円以上の大口定期(自由金利型定期)があります。それぞれに期間による区分があります。 1,2,3,6ヶ月、1,2,3,4,5,6,7,10年など分かれており、それぞれに金利が違っています。 (銀行によって扱っている期間は異なります。)
固定金利ではなく、金利動向に応じて金利が見直される変動金利の定期預金も存在します。
郵便局の定額貯金に相当するような「6ヶ月経てばいつでも解約可能」という商品を扱っている銀行もあります。
為替相場の変動によって金利の変わる定期預金や、 日経平均株価に連動して金利が変動する定期預金など、 それぞれの銀行が考えた独自の定期預金も多数存在します。
身近な銀行で扱っている金融商品ですから、少しは勉強してうまく使い分けが出来るようになって下さい。
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