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低コストでハイリターン
皆さんは幾らまでならFXで取り引きする金額として投資資金を出せるでしょうか?
「100万円?」いきなりそんなに預けないで下さい。FX業者は株取引の証券会社と違い、
まだまだ善悪色々な業者がいます。入金して取引したは良いけれどいざ出金しようとしたら色々理由を付けてお金を下ろさせてくれない、
なんて業者も稀にいるようです。最初はせいぜい数十万円程度にしておきましょう。
さてFXでレバレッジ10倍までとすると、
最低限取引に必要な金額は8,000円です。1,000通貨単位の取引でオーストラリアドルとニュージーランドドルの取引が可能です。
8,000円からの取引で、1円分円安になると1,000円の利益がもらえ、
1円分円高になると1,000円の損失が発生します。
アメリカドルやユーロの取引がしたい場合は10,000円から1,000通貨単位の取引が可能です。
しかも取引手数料は1,000通貨単位であれば「買い」と「売り」の往復取引で60円程で済みます(手数料は業者により変わります)。
1,000通貨単位の取引では1円の値動きで1,000円、
10,000通貨単位の取引では1円の値動きで10,000円の為替差益
(為替差損)が発生します。
FXが株取引等と比べて敷居が低いのはこの取引開始資金が少なくても始められる点でしょう。株取引では最低限10万円位は入金しないと、そもそも買える銘柄がほとんどありません。
しかしFXであれば最低限8,000円、まぁ手数料や為替差損に耐えられる様に30,000円程度から簡単に取引が始められます。
そして利益は例え8,000円の取引であったとしても、1円の円安で1,000円、
率にすると12.5%ものハイリターンが狙えます。
もちろん得られるリターンが高い分、損をする時のリスクも高く1円の円高になると1,000円の損が発生します。
「じゃあやっぱり、低コストだけどハイリスク・ハイリターンなんじゃない」と思われるかもしれませんが、
FXの良いところは外貨を買うだけではなく、売りから入る事もできるのです。これは株の信用取引の空売りと一緒ですね。
株取引では株を証券会社から借りて売りますが、FXの場合の「外貨売り」
は円を買ってドルを売る事になります。手持ち資金も大抵の皆さんは円だと思うので、円で円を買うというのはピントこないかもしれませんが、
要は外貨を売りから入ると、
円高になった時に利益を得られるという事です。
これはとても便利な売買です。外貨預金や外貨MMF等は円安になった時にしか利益を得る事ができませんが、FXであれば円安になっても円高になっても、
どちらでも利益を上げる事が出来るのです。
この点を考えると、
外貨預金や外貨MMFよりもリスクは低いと言うことが出来ると思います。円高でも円安でも、外貨の買いや外貨の売りの取引ができ、
どちらにも対応する事ができるからです。
なのでFXは『低コスト・ローリスク・ハイリターン』と言うことができると思います。
まぁ勿論、相場が大きく動いた時に自分で売買して調整する事が必要ですけどね。これができなければ、ハイリスクになりますので、
きちんと勉強もしていきましょう。
あなたも年末年始の休みの時間を利用して、FXの取引を始められてみてはどうでしょうか?いつまでも定期預金だけでは、インフレ
(物の値段が高くなっていく状態)になっていった時に、手持ちの資産が目減りする事になりますよ。
まぁ、インフレと資産の兼ね合いに付いてはまた別の機会にまとめたいと思います。